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夢を実現されたお客様の声
新築の我が家をもってのニューライフ
新築のこの我が家に引っ越してから、今、初めての秋を迎えようとしている。家の南面の外壁沿いの小さな小さな花壇。プランターを置いたような広さのものだが、その小さなスペースにも命が芽生え、所狭しと私の好きな花や木々が並んでいる。花や木々が輝く姿、風に揺れる様子をふと目にすると、何とも言えず心和むのである。
家は、あくまで人の住む「器」と思いながらも、結婚してまもなく、家というものにあこがれを持ち、多くのマイホームセンターなどをまわっていた。子供が大きくなるにつれ、生活スタイルも変わり、とにかく収納スペースが欲しく、自分の居場所も削られていくことに不満を感じていた。その賃貸マンション生活から、早く逃れたいと思うようになっていたことを思い出す。実家の家内制手工業(駿河指物)の自宅兼工場を改築または、新築して同居することも考えながら、あれこれ思いを描くのだが、実際の計画には及ばなかった。
そんな時に、子供の知り合いで、バイオリン仲間の小林さん(バウハウス十夢さん)から、声をかけていただいた。同居するというだけでも、大きな諸問題がある上、さらに、父の仕事場を新築の我が家に設けなければならないという難問。夫婦ともに公務員の私たちと根っからの職人の父。同居の大変さを乗り越えるための工夫があれこれ考えられた。現実には、父の仕事の関係、高齢の父の体調等考えて、実家の土地に新築するにはいたらなかったが、家造りの知恵や考え方、すすめ方等、本当に多くのことを小林さんに教えて頂いた。
小林さんの作品を見るたびに、おもしろいなあと感心する。すごいなあと感動すら覚えることもあり、あこがれた。しかし、作品(新築の家)をそのまま真似することは出来ないし、私達夫婦の考えや思いと、施主さん方のそれとは、人それぞれかなり違うことも感じた。そんな中で、これだけ、個々に違う施主に多様に対応している小林さんならば、きっと自分達のわがまま、家に対する強い思い・あこがれをきっと実現してくれるだろうという期待も高まった。
改めて土地探しから始めなければならなかった。ごく普通のどこにでもあるような家を望まなかったし、実家のごくそばを望んでいたので、なかなかいい土地がでなかった。しばらくして、田町におもしろい土地があるからどうかという話をいただいた。土地の図面を見て、ここはダメだと思った。田町に30数年住み慣れ、田町を知り尽くしているくらいの私にとって、東西に長い土地で、東面道路では、全く買う気はしなかった。しかし、小林さんの書いた、その土地に建てる家の設計図を見て、びっくりした。そこには、こんなにおもしろい、ほぼ理想に近い設計図が書かれていた。
以前、実家に建てる家の打合せを何度も繰り返してくれていた小林さんは、私達夫婦の家に対する希望をこと細かに覚えてくれていて、そのすべてが実際に具体的なものとなって表れていたことは、嬉しくもあり、感動的だった。
共働きのため、平日はほとんど打ち合わせが出来なかったが、週末土曜の午後は何度となく話し合いをし、理想の家が具体的に見えてくるのは、楽しかった。
土地取得に関係する諸々の手続きから、不動産業者への対応の仕方、何から何まで面倒を見て頂いたので、ほとんど苦労はなかった。心より感謝している。
実際に住んでみて、私達が予想していた以上の家ができたことに、大変満足している。実家の父や知人からは、家というものは実際に3度建ててみなければ思うような家はできないと言われたが、小林さんに創っていただいた(作るのではなく、あえて創ると言おう)この作品は十分に希望が叶ったものである。
もちろん、土地が50坪、100坪・・・と贅沢を言えばきりがない。しかし、30坪にも満たないこの土地、長く東西に伸びたこの土地を考えた時には、これ以上出来ないのではないかというほどおもしろく、私達夫婦の希望のすべてを叶えた家が建てられたのである。毎日、家に帰るのが、楽しい。この家を、外から見て毎日いいなあと感じ、また実際に住んでまたいいなあと思う日々である。家を、外構も塀も木々も花壇も駐車場も、すべてトータルして考えてくださったことにも、とても喜びを感じている。
決して強制もなく、あくまでも提案という形で話を進めてくれていた。計画から着工、引き渡しまで、一度も「出来ない」「やれない」と断られたことがないことも嬉しく、感謝している。こうしたいというこちらからの提案には、必ずこちらの期待以上の案をまた提案し直してくださったことには、プロ意識と施主に対する限りない思いやりを感じて、この土地捜しから家創りまでの何年という時間、いやな思いをすることがなかったことも心より嬉しく思う。
我が家の自慢
○ 玄関・・・
土間部分に丸テーブル・イスを置くスペースを設けて、そこで来客をお迎えすることができる。壁上部には、コレクション展示棚、コンセント部分もある。休日の午後は、私の最高のくつろぎの場になり、好きな珈琲をいれて、読書やちょっとした書き物などにいいスペースになったいる。防音効果のある鉛入りの引き戸4枚によって、6畳ほどのグランドピアノ室と一体化もでき、仕切りもできる。小林さんの言うミニコンサートホール的な、私のお気に入りの場所である。
○ 中庭・・・
家全体の中央に2畳ほどの中庭を創っている。玄関ホールからグランドピアノ越しにそこに植えた、高さ6mほどの鉛筆型もみの木・シンボルツリーと、寒椿の青い緑の葉が見える。昨年のクリスマスには、控えめにクリスマスライトをつけ、備え付けのスポットライトとともに特別なクリスマスを楽しむことが出来た。最近家の周りをデコレーションしているのをよく見かけるようになったが、家の中に入ってしまえば、それを楽しむことは出来ない。しかし、この中庭の木・ライトは、家の中、3面から眺めることができ、家にいながら、自分だけのお気に入りな景色を楽しむことが出来る。
また、玄関・ピアノ室の奥にある居間からも中庭が見える。念願のニシキギとジャスミンとムラサキシキブの木が昼間の光に揺れているのを見ているのは、本当に心豊かなひとときでもある。夏は、そこからとても気持の良い風が入り、今までとは違った気分の良い夏を過ごすことができた。また、2階のベランダがこの中庭を向いているので、外から洗濯物も見えにくい。もみの木には手が届くほどで、木の剪定も容易にできる。
○ 床・・・
1階は床が無垢材。気持がいい。冬温かく、夏涼しい。冬の床暖房も快適。マンションとはかなり違った感触である。
○ 照明・・・
出来る限り、天井面から浮き出ないもの。2階の寝室は、スポットライト。柔らかな光など、いろんな場面・雰囲気作りが演出できるように工夫していただいた。
○ 2階の坪庭・・・
1畳ほどの小さなスペース。お風呂の窓、リネン・洗面所窓・トイレの窓の3面に囲まれている。緑の木や草を並べ、目隠し兼緑の雰囲気作り(目の楽しみ)と、かなりの効果を挙げている。トイレも風呂も入るのが楽しみ。夜にはライトアップもでき、心の癒しにもなる。小林さんの設計の感動的な一面である。
○ 進化する家・・・
庭の手入れが休日の楽しみ。もう一つは、玄関・ピアノ室から居間への廊下ドアの上部にアーチをつけた。今は半円のガラスがはめ込まれている。将来そこには私の手作りのステンドグラスが入る予定。どんなデザインにするか楽しみながら、日々、案を練っている。いくつかの白い壁にも、どんな絵を買い揃えようかと楽しみでもある。(玄関ホールはピアノ室も兼ねているので、何か絵を飾りたかった。何と小林さんの奥さんが美術家であり、絵画分野では有名な方。この家のために、素敵なおしゃれな優しいバラの絵を描いてくださった。玄関にぴったり。部屋がまた一つグレードアップした。本当に素敵な絵で、家族皆お気に入り・自慢である。)
まだまだ、この家にはいいところが数多くあって、語り尽くせない。家は「器」ではあるが、人生を変える・楽しめる・心豊かになるという、器以上の影響力をもったものであると感じる。
小林さんとの出会いによって、私の夢やあこがれを実現出来たことに限りなく感謝の気持でいる。また、家事労働や趣味に関しても、妻の立場、女性の気持ちなど、小林さんの奥さんにかなりの部分で相談にのっていただき、女房の希望も最大限に取り入れられていることで、女房も満足できていることにも感謝している。小林さんご夫婦との出会いは、私達にとっても尊い宝物である。
静岡市葵区田町 S 様